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『カニ体新書の定義』
カニカニまっちゃんのサラリーマン遊泳における「カニ体新書」とは、カニを余すことなく美味しく頂くための食べ方を広めることを目的にした指南書を言う。
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１１月頃になると、まっちゃんの故郷、兵庫県香美町より冬の味覚のカニが両親から送られてきます。
有難いことで、いつも感謝しております。
今回は松葉ガニのメスです。オスガニに比べてコンパクトなカニですが、オスガニとは体の構造が違うので、味も一味違います。 |
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図では足の数が１本足りませんが、足の根元より、足を胴から外します。
カニの鋏が一対で２本、足が一対で８本あります。 |
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裏返しのカニ。
メスガニのお腹には卵を守る腹節があります。 |
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卵を守る腹節を外すと小さな卵のエンジ色の集合体が見えます。卵の数は７万から１０万個です。
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甲羅を外すと粘土色のエラが上部左右に見えます。
真ん中の赤い部分がカニ味噌のある部分の外側になります。
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胴体を半分に割ると、カニ味噌が見えます。
ここが非常に美味しい部分です。
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いっぱい味噌が入ってますね。
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カニの甲羅の内側の口の部分を指で引き下げて外します。
この部分にもカニ味噌がたくさん付いているので上手に外して召し上がって下さい。
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図の様に簡単に外れます。
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きれいに口の部分が外れました。カニ味噌がたっぷり入ってますね。
カニの甲羅にはお酒を入れて飲んでも美味しいかも。
いわゆる甲羅酒ですね。
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卵は味があまりありませんが食感が面白いです。
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粘土色のところがカニ味噌です。温かご飯と一緒に食べても美味しいよ。
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美味しく頂きました。
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白身のカニの身が美味しいです。すこし身を出すのが面倒だけど、美味しく頂けます。
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甲羅の中身も全て頂きました。
美味しかったです。
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この様のにもぎ取った足を解体して行きます。
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足の付け根の端を前歯で噛み切ります。差し歯の人は注意ください。
歯が弱い人は、カニバサミで切断下さい。
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図の様につめの付け根を切り取ります。
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つめの先端を切り取って、真ん中のパーツを爪楊枝にして使用します。
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爪楊枝にしたパーツを使用してカニの身を押し出します。
押し出されたカニの身を美味しく召し上がって下さい。
結構味が濃いですよ。
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